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リハビリ情報局

作業療法士(OT)と作業療法のリハビリについて学ぶ

2018.10.24

脳梗塞やその他のリハビリテーションで「作業療法」や「作業療法士」という言葉を耳にしたことがあるでしょう。作業療法士は障害のある方が自立して生活を送れるように、様々な取り組みを行なっています。

ここでは国家資格であるリハビリの専門職「作業療法士」について詳しくご説明いたします。

 

こんな方にオススメの記事です

・作業療法の効果を知りたい
・作業療法士のことを知りたい
・自宅でもできるリハビリ方法を学びたい

作業療法とは

作業とはどのようなものを作業というのでしょうか。下記のように人の日常生活にかかわるすべての活動を「作業」と呼びます。

 

〇セルケア(着替え、トイレなど日常的な生活行為)

〇家事 

〇仕事 

〇余暇活動 

〇地域活動

 

作業療法の目標

基本的な運動能力から、社会の中に適応する能力まで、能力を維持・改善し、「その方らしい」生活の獲得を目標にします。

その方なりの、その方らしい生活を「作業」を通じて作っていきます

 

作業療法士とは

病気やけが、もしくは、生まれながらに障害がある人など、年齢に関係なく、日常の生活に支援が必要なすべての人が社会とのつながりを「作業」を通じて作ります。

 

こころとからだを

作業療法士は脳卒中・整形疾患・高次脳機能障害などの身体的な面、統合失調症・気分障害などの精神的な面をアプローチしていきます。

 

人生のステージで

脳性麻痺、注意欠陥・多動性障害、ダウン症などの発達期から認知症、骨・関節障害などの高齢期まで関わります。

 

作業療法士の主な仕事

作業療法士は困っている方からお話を聞いたり、実際の生活を見させていただいて、心身機能・身体構造、活動、参加、個人因子、環境因子のそれぞれについて評価します。

 

急性期

病気やけがの直後からリハビリテーションを開始します。将来の生活を見越し、その時の症状にあわせて、心とからだの基本的な機能の改善を援助するとともに、新たな機能の低下を予防します。

 

回復期

病気やけがの状態が安定し、より具体的な生活をイメージして機能や能力の改善を図ります。生活していくために必要な能力の開発や手段の獲得を通じて、人それぞれに応じた生活の方法を習得します。

 

生活期

住み慣れた場所でその方なりの生活を送る支援を行います。社会の中でそれぞれが生きがいを持ち、豊かに生きるための生活の実現を図ります。

 

住環境整備

ご本人の入院・入所中から、退院・退所後の環境での日常生活活動(ADL)を見据え、健康状態・心身機能に応じたADL訓練(動作指導、福祉用具の紹介や使用方法指導)を行なっています。また、介護者の方には適宜、自立を支援するための介助方法・動作指導を行います。

 

作業療法の種類と効果

作業療法士はその方の症状や目標に応じて様々なアプローチを行います。ここでは作業療法の種類やその効果についてご紹介していきます。

 

お箸で食べたい

自身で動かすことのできる機能を用いてスプリント・装具を作成し、自分の力だけでお箸での食事を可能にしていきます。

 

授業中に長時間座っていられない

椅子の上に滑り止めになるマットを置き、座る位置を固定し正しい姿勢の保持を促します。座り方が改善し集中力が向上し、落ち着きが出てきます。

 

料理をしたい

脳卒中により半身麻痺になった方に対して、食材を固定できるまな板と、手に包丁を固定して切ることのできる道具を使用し、片手での調理が可能になる状態を目指します。

 

スポーツを行う

精神科医療では、社会参加促進を目的としてスポーツを行ないます。スポーツを通して体力の向上、QOLの向上、自尊感情の向上、自己管理能力の向上、再発再燃の防止などが期待されており、これらの向上により就労や進学につながる可能性も高まります。

 

自宅でもできる作業療法

作業療法は自宅でも行うことができます。作業療法士から正しい方法を学び、可能な範囲で取り組んでみましょう。

※必ず医療機関やリハビリ施設にご相談ください。

 

重りや包帯の装着

上肢で300g前後、下肢で400~500g前後、体幹で1kg程度の重りを装着します。重りをつけた状態で身体を動かすと、手足の感覚が強くなり、動作が比較的スムーズに行うことができます。靴を工夫してかかとの部分を重くすると、歩行が安定するという方もいらっしゃいます。

 

バランス機能を維持・向上させるための練習

四つん這い、膝立ち位、立位、片足立ちなど、わざとバランスの取りにくい姿勢をとり、重心移動の練習をします。転倒の危険性がありますので、周囲には注意していただき不安であれば支えのある場所で行なっていただくことをご提案させていただきます。

 

起き上がり、立ち上がりの練習

教わったあるいは行いやすい方法での起き上がり動作・立ち上がり動作の練習を反復しておこないます。どの方向で起き上がるとよいのか、どの段階でどこに力を入れるかなどを練習します。

 

歩く練習

平地、坂道を歩行するなどして様々な場面での歩行の練習を行います。お出かけなどの予定がある方はその際にどのような道を通るのか、どのくらいの時間連続で歩行するかなどを想定して、日ごろの歩行を行うとよいのではないでしょうか。

 

話す練習

姿勢を正して発声練習をおこないます。腹式呼吸で「あー」と発声しながら抑揚や高低を試し、自分にあった話し方で練習をおこないます。

 

お箸の操作

はじめは柔らかいもの(スポンジなど)からはじめ、慣れてきたら徐々に小さいものや固いものを用いて練習します。お箸の操作としては、まずお箸の先を合わせる操作から行い、次に上肢全体を動かす動作を入れていきます。その際は誰かに手や腕を持ってもらい誘導してもらうと感覚入力ができます。実際のお食事場面と練習場面が類似していると、実生活に活用しやすいかと思います。

 

 

作業療法士からの一言

作業療法士はご病気やおけがの直後、また自宅に戻られてからも関わらせていただくお仕事です。一人一人の方の生活に寄り添い、支援していくことを大切に活動しています。作業療法士という仕事は、一般的にはあまり知られていないように感じますが、きっとみなさまの周りでも作業療法士が活躍しています。

 

当施設では医師・理学療法士・言語聴覚士・その他の医療従事者と連携してお客様をご対応させていただきます。みなさまのお越しを心よりお待ち申し上げております。

 

「参考文献・サイト」

・第33回九州理学療法士・作業療法士合同学会:お箸でご飯が食べたい!*山本 達也

http://scd-msa.net/

http://www.jaot.or.jp/

監修

作業療法士(OT)と作業療法のリハビリについて学ぶ

位田 彩月

作業療法士
日本作業療法士協会及び東京都作業療法士協会に所属

「一人一人に向き合うことを大切にサポートしていきます」

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